タイ中央部の地理

肥沃な大平原が広がるタイ中央部

首都バンコクのあるタイ中央部。古くから王朝の都が置かれ、常に経済・経済・政治の中心としてめざましい発展を遂げてきた。タイ北部や西部の山間地を水源とするチャオプラヤー川の下流域に位置し、流れが集まる河口エリアでは広大なチャオプラヤーデルタが広がっており、稲作に適した土地になっている。タイは長年世界一位の米輸出国と誇る米を生産しており、日本にも輸出を行っている。

張り巡らされた水路網

川は主要な交通幹線でもあり、古くから推理網が発展してきた。かつては「東洋のベニス」とも呼ばれ、現在でもダムヌンサドゥアク水上市場などでは運河沿いに広がる伝統的な暮らしぶりを見ることができる。

チャオプラヤーデルタの恵み

雨季になるとチャオプラヤー川が氾濫をおこし、川周辺地帯では冠水が起きるが、これは稲作にとっては好条件である。この自然の恵みを稲作に活用してきたことでタイは世界でも有数の米生産国として発展してきた。

中央部の気候

熱帯性モンスーン気候帯に属する。一年を雨量や気温によって区分すると乾季、暑季、雨季の3つとなる。乾季は11月から2月の間で雨量が少ないため湿度も低く、比較的過ごしやすい時期であるといえる。朝晩は涼しく感じられる。3月から5月は暑期と呼ばれ、日中は暑さが連日続き一年を通して最も暑い時期でもある。5月ごろから徐々に雨量が増える。6月から10月は雨期にあたり、短時間に激しいスコールが降る。

タイランド湾

ダイビングの名所として有名なタイランド湾に面している。シャム(Siam)湾ともいい、南シナ海からインドシナ半島へ深く入り込むような形をしている。湾岸では沿岸漁業や海上交通が盛んとなっている。古くからシルクロードの分岐ルートの一つとして、海上交通において重要な役割を担ってきた。アメリカの援助により1970年代から天然ガスが開発されている。

洪水の被害

2011年7月末にタイで深刻な洪水が発生し、メコン川及びチャオプラヤ川流域沿いのタイ北部、北東部、中央部の州で被害が広がった。10月にはチャオプラヤ川河口まで達し、首都バンコクにおいても甚大な被害をもたらした。洪水被害は2012年1月ごろまで収まらず、洪水によって死者が約800人、経済被害は400億米ドルに達した。

動画コンテンツ

タイの洪水被害
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