リゾート地として有名なタイ東部の地理
東部はタイランド湾に面し、やや起伏の多い地形の沿岸部である。大部分が熱帯サバナ気候に属するが、カンボジア国境付近の山岳地帯の一部がモンスーン気候に属する。チョンブリー県には保養地として有名なパタヤ、その他多くの離島があり、リゾート地としても有名。内陸部も比較的土壌や水が豊かで、稲作や果樹園などの農業が盛んに行われている。

美しいビーチ
バンコク県から最も近いチョンブリー県では砂浜と珊瑚礁が美しい島々が点在し、バンコク市内や空港からのアクセスも良いことからビーチリゾートとして発展してきた。特にパタヤのメインビーチであるパタヤビーチでは海水浴やマリンスポーツの他にも周辺に立ち並んだレストランやショップで南国ビーチを満喫することができる。

トロピカルフルーツの産地
タイ東部はトロピカルフルーツの産地として有名である。トラート県やチャンタブリー県では様々なトロピカルフルーツが豊富に実り、東部の産業を支えている。スパットラランドと呼ばれる果樹園ではタイならではのトロピカルフルーツ食べ放題や果樹園巡りなどを楽しむことができる。
バーンターラネのマングローブ林
歴史的な自然遺産として知られるバーンターラネのマングローブ林。以前、ルビーやガーネットなどの宝石を採鉱していた時代に、土砂が隆起し、生態系が変化したことにより誕生したマングローブ林。ここには樹齢100年を超えるタブンやランブーなどの木が茂り、潮が引くとマングローブ林の根を見ることができる。
ムコーチャン国立公園
ムコーチャン国立公園はタイ東部のトラート県に存在する国立公園。約50もの島々と650平方キロメートルの面積を持つ海洋国立公園で、複数の県にまたがるような形で広がっている。中でも200平方キロメートルにも及ぶ面積を持つチャン島は主要な島となっており、国際自然保護連合によってサンゴ礁保護区域に指定されている。
ムー・コ・サメット国立公園
ムー・コ・サメット国立公園はタイランド湾の南に位置する海洋国立公園。1981年タイ王室林野局によって、サメット島やその他の島々やビーチなどを国立公園として指定された。サメット島は世界各国のLGBTが集まる性的少数者に人気のリゾート地としても知られる。
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